DREAM CAN DO REALITY CAN DO

こんにちは!

瀬戸内生まれだが「太平洋が好きな男」清家です。

 

上の写真ですが、私の大好きで『かっこええ男やな~』と

思っている方の一人です。

 

と言ってもみなさんには普通のおっさんにしか見えないと

思うので、変な趣味かと思われるかもしれませんが、

違います。

 

この方は、北海道の植松電機の専務をされている植松努さん

という方で、私がある本をきっかけに知ったこれからの日本

を支える男の中の男です。

 

植松電機とは、リサイクルの現場で鉄とアルミを選別するマグ

ネット機械を作っておられる数十人規模の会社なのですが、

全国でのシェアを高くとられているハイレベルな会社です。

 

そして何とロケット飛ばして宇宙開発をしようという無謀と

思える夢に向かい、大手会社の資金などに頼らず自力でその

夢をかなえようとすごい方です。

 

どれくらいすごいかというと、例えば世界で数カ所しかない

無重力実験室(塔のようなものから落下させて一時的に無重力

状態を作り出す施設)での実験がしたいが、一回実験するだけ

でびっくりするような費用がかかるため、自力で作ってしまった

という恐るべき技術屋集団なのです。今やその施設が格安で

使用できるということもあり、世界中から研究者が集まり、

NASAとの提携も始まっているとか・・・

 

この本は自宅の本棚に飾っており、と言いたいところですが

実は自宅にはありません。何度も何度も読んだのですが、

人にプレゼントしてばかりで、多分10冊くらい買っています。

 

すごく読みやすい本なのですが、エネルギーがガンガン伝わって

来てくる本なので何度も読みたくなってしまいます。

 

「お前には無理だ」「どうせ無理だし・・」といった大人たちの

否定的な言葉を世の中から無くしたいという植松専務の想い、

子供たちの可能性の芽を摘むことなく、認めてチャレンジさせる

ことの大切さ、夢を持つことの本当の大切さ。以前自社の経営

計画発表会で植松専務のDVDを流して好評でした。

実は二度ほどこの植松専務のお話を松山で聞かせて

頂きました。初めて講演を聞かせて頂いた時に、

ロケット教室にて実際にミニロケットを空に打ち上げ

ているときの子供たちの笑顔の写真が映し出されて

涙が止まらなくなったことを思い出します。

 

長男やコヤジさんたちとも、そのミニロケット教室

に参加したことがあります。つなぎをきて、着飾る

ことなく腕まくりした姿がまたカッコイイ。

子供たちが自分たちでつくったミニロケットを実際に

発射!!かなりの高さまで登っていきます。

長男のこの表情!!

 

みなさんは「仕事を何のためにするのですか?」

と聞かれたときに今何と答えられますか?またこれから

社会人になり何年か仕事をして、同じ質問をされた時に

また何と答えられるでしょう?

 

私は家族の生活のためにしてはいますが、実際はそんな

ことを考えながら仕事はしていません。少し哲学的?な

回答っぽくなってしまうのですが、私は人は「感動するため」

に仕事をしているのかな?と思うときが良くあります。

 

苦労や努力を重ねて必死で頑張った人のみ味わうことが

出来る『感動』。全身が震えるような感動こそが生きる

真のエネルギーに繋がるのではないかと感じます。

誰も仕事をしていて嬉しいことや楽しくなることはある

でしょうが、全身がふるえるような『感動』で涙すると

いった方は少ないのではないでしょうか?

 

上記の植松専務の著書の中に書かれていますが、NASAの門に

 

「DREAM CAN DO REALITY CAN DO」

 

と書かれているそうです。夢を持ち、努力し続ければ、その

夢は実現する。CAN DOは感動。そういった過程を歩み辛い

想いをたくさん身体に刻み込んでいったかったのみ、夢の

実現や感動を味わい、大きく成長し、生きる意義を感じて

今を大切に過ごしていけるのではないではないかと考えて

います。

 

今の会社は必ずもっと良くできる、という確信があります。

現に、苦労はしてはいますが、沢山の素晴らしい方とのご縁が

次々と繋がり、力や勇気を与えて頂けます。バラバラに動いて

いたエネルギーがまとまってきつつあることを感じ始めています。

 

ぜひ、苦労をともに歩み、感動を感じ、涙を流していきましょう。

 

 

「DREAM CAN DO REALITY CAN DO」