私の学生生活・就活2 (画像は出来劇場?)

こんにちは! 

田舎風大鶴義丹の清家です。2月1日更新のブログの続きです。

 

約1年の目的のないフリーター生活のあまりの退屈さに気が狂いそうになり、

とにかく何でもいいから必死で仕事がしたくなり、島根県の若者の就職支援

をしているセンターに駆け込みました。

 

職員さん「何がしたいの?」

 

私「営業は無理なんで総務?事務のような仕事がないですか?」

 

職員さん「ああ、あるよ。ここ行ってみたら!?」

 

と、今ではウソのようなかなり適当な会話であっさりそこの会社に入社する

ことになりました。当時は仕事のイメージが全くといっていいほど湧かず、

営業など死んでも出来るはずがないと思いこんでいました。

 

 ※画像と本文は全く関係ありません。会社で二回目の誕生日を迎えることが出来ました。

 

営業はノルマに追われ、嫌われて、苦しい。やろうという考えは微塵もありま

せんでした。もしかしたら、私と同じように思っている学生さんもいるかもし

れませんね。今は営業以外はしたくありませんが・・・

 

そんなこんなでいつの間にかその会社には総務で入社にも関わらずなぜか営業を

することになりましたが、営業がどんなことをするのかすら知りませんでした。

しかしやってみると意外に面白く、人と話すのが得意ではないと思っていた自分

も意外にしゃべれるようになることも気付きました。気付けばどっぷり仕事に

はまり、必死で会社を良くしようと走り続けた20代前半。そこでの仲間は会社が

変わってもいまだに繋がりがあります。同僚以上の関係です。

 

 ※画像と本文は全く関係ありません。「よそ行き」のポーズが出来ました。

 

ある日生涯で最初で最後だと思われる社会人としての寝坊をやってしまい

ました。若かった私は、「もう後輩たちにしめしがつかない。一緒に仕事を

する資格はない」とその日に仕事を辞めることを上司に告げ、3~4ヶ月後

に本当にやめてしまいました。

 

そしてフリーターも何度もしながら、転職をして全く違う仕事につきました。

同じ営業職でしたが、業種が違うと「営業」でも全く違う仕事ということが

分かり、向いていると思った営業でも、向かない営業もあることが分かりま

した。

 

 

とある超零細企業の時は、入社初日に名刺とカタログを渡されて、「それじゃ

とりあえずまわってきてみて!」と言われ、まだ何も教えてもらっていない

ですが・・・と言っても「中途だから大丈夫でしょ!」と本当に何も知らずに

営業にまわったこともあります。

 

今考えれば無茶苦茶ですが、何も知らない、指導のない状態からモノを売るため

にはどうすれば良いか?を試行錯誤して苦労した経験は、お金では買えないもの

すごい財産です。

 ※画像と本文は全く関係ありません。不思議なことが出来る彼女。

 

また、違う会社では入社してすぐに全く仕事が合わないことに気付き、1ヶ月で

やめようと思いました。仕事ももちろんうまくいくはずもなく人生で初めて挫折

も味わいました。しかし、この挫折の経験は今の自分にとって必要な経験だった

と感じています。

 

関東方面に一ヶ月ほどフリーター生活をしにいったこともあります。30歳を手前

にして地元に戻り、四つ目についた仕事が今の松山ヤクルトです。自分では天職

だと思っています。遠回りをして苦労をしましたが、これが私に必要な道だった

でしょう。

 

 ※画像と本文は全く関係ありません。「可愛いポーズ出来る?」への回答。

 

振返ってみると、とても適当な就活でした。仕事の中身、会社の中身、社風、

勤めている方の人柄、やりがい、大変なこと等など本当に表面的なことしか

知らないまま入社したことが短期間での転職の繰り返しという苦労と、沢山の

方にご迷惑をおかけしてしまった原因です。

 

ぜひみなさんには、質のよい就活をして頂き、企業のことを必死で知る努力を

し、自分を飾らず裸でぶつかって頂きたいと思います。自分を繕ったり、着飾

って入社してしまったら一生その会社では繕った自分、着飾った自分でいなけれ

ばいけません。ありのままの自分で向かい合い、一生自分が勤めることが出来る

職場なのかどうか?ということを必死で調べてみてください。 また先入観を

もたずいろんな会社さんを実際に見て回って下さい。実際に訪問することで、

ネットだけでは分からなかった、いろんなことが見えてくるはずです。

 

そうやって自ら足を運び会社を体で感じて理解し、就活を一つの成長の機会

としてとらえて努力しつづけている方には、きっと就活の神様が微笑んでくれ

ると思います。また、新しい自分が就活の途中に発見できるかもしれません。

 ※画像と本文は全く関係ありません。バイクに乗ることも出来ます。

 

私のように転職を繰り返し、またリセットして一から何度も仕事を

やり直す人生を味わいたい方は、適当に就活をされるか、「とりあえず

内定をもらったから」というような企業に勤めてください。

 

人生の大半の時間を過ごす会社。

自分らしくいれて、「仕事が楽しい」と堂々ということができ、他人

からも「仕事楽しそうですね!!」と言われるような社会人になって

ください。

 

長文すみませんが、就活生一人ひとりの方の未来が、輝かしいもので

あってほしいとの想いからですので、ご容赦ください。

 

全ての方が、自分らしくいれることを祈ります。

ありがとうございました。